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バルがくれた時間 ③


入院する4日前…
バルが自力で歩いた最後のバル散歩です。
2人だけでお散歩しました。
遠くに桜…バルと最後に見た桜です。


5月9日(月)入院2日目・・・バルとの面会で病院へ。
バルはケージの中でエリザベスカラーをつけて点滴をしたまま
眠っていました。先生や看護師さんに起こされて私に気付くと
お目目をまん丸にして喜んで私に抱きつこうとしてバタバタ大興奮・・・
上段のケージで落ちたら危ないので落ち着かせるのが大変でした。

黄疸(ビルビリン)の数値が7.0 → 4.8 と半分近くまで下がっていました。
とは言え、重篤なことに変わりなく安心できる数値ではありません。
主治医から、投与した薬(胆管拡張剤)で、もっと大きな改善が見られると
思っていたのだけど・・・と言われました。
ただ効果がない訳ではなさそうなので、このまま続けてみることに。
嘔吐や下痢はお薬で何とか治まっているようで食欲も出てきて固形食も食べ始めた
ところだと言われました。黄疸の数値が下がったからでしょうか。

主治医の説明を受けながらですが、しばらくバルを撫ぜたり話しかけたり。
入院時もそうでしたが、行っちゃうの?と言っているような不安そうな顔で
私を見つめるバルを置いて帰るのが辛くて涙が出ました。

5月10日(水)入院3日目は病院の休診日なので、面会は出来ませんでしたが
電話で、この日のバルの様子を知らせて下さることになっていました。
この日は検査はしないものの、黄疸に悪化がないのか、バルも食欲があり
落ち着いているが、明日の検査次第で面会前に電話をするかもしれないと。
バルが落ち着いているなら、良かったと明るい気持ちになった日でした。

5月11日(木)朝・・・前日仰った通りに主治医から電話がありました。
黄疸(ビルビリン)の数値がまた少し下がり、4.8 → 3.8 になったものの
他の数値 ALT(GPT)・ALPは、入院時からほとんど下がらないままで
内科的治療の限界とみていると・・・超音波検査で、総胆管が目立って
きている(腫れか異形)ので、胆管の通過障害は解消されていないようなので
医学的には、外科的治療(手術)を要するものと判断したと・・・
手術をするかどうかの返事を聞きたいとの電話でした。

胆嚢内容物の閉塞以外にも、胆管の通過障害の原因は幾つか考えられるが
(総胆管や総胆管出口の圧迫病変など・・・)
それは手術をしてみないとわからないと。
手術は、胆嚢の切除(胆嚢を摘出して肝臓と胆管を直接繋げる吻合術)
万が一、開腹してみて何かが見つかった場合そのまま手術はできないので
一度閉じて、そのものの検査も必要になると・・・

入院時に、万が一の場合は相談して決めておいてと伝えたが、手術をするなら
バルの体力を考ると早い方が良いので、今日の昼過ぎには手術をすると・・・
もし手術をしないということであれば、退院して自宅で過ごすことになると。
決まっていなければ、昼までに決めて電話を下さい、と言われました。

バル父に電話でその旨を伝えると
「じゃあ手術してもらおう」と言いました。少し驚きました。
主治医から手術の説明を受けていた私は、手術に踏み切ることはできませんでした。
バル父に、高リスクの難しい手術で、若いワンちゃんでさえも成功率が低く
術中もしくは術後に亡くなっているそうだと、しかも開腹して他に原因が
見つかったら、再手術になる・・・バルには耐えられないのでは?
しかもバル父はこのまま会えないまま手術になって、万が一のことが起きても
それで良いのかと・・・原因はわからないままだとしても手術でバルを失うより
少しでもバルと過ごしたいと・・・バル父と手術をしないことを決めました。

電話で、主治医に伝えると、バル父が手術前に面会に来られないこともあって
決めかねているようであれば、この週末をお家で一緒に過ごされて
週明けに手術することにしますか?と、言ってくれました。
その言葉に、バルは手術に耐えられそうもないのだなと確信したような気がします。

主治医に、手術はしないとお返事しました。

この日、入院5日目・・・バルを迎えに行きました。

なぜかホッとして、バルに会える喜びを感じていました。
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